読者の方からお寄せいただいた大阪府の外壁塗装業者に騙された体験談をご紹介します。
作業途中で帰ってしまい、一切連絡がとれない
ベランダの内側の外壁の一部が雨漏りしていたようで大きく剝がれてしまったので、修理と塗装を依頼しましたが、悪徳業者に見事に騙されてしまったみたいなんです。
外壁塗装業界には悪徳業者が存在するという噂は知っていましたが、まさか!注意していたのに、甘かったです。
業者選定
私には外壁塗装業者の知り合いもいないので、インターネットで「大阪府 外壁 塗装 業者」で検索しました。
悪徳業者としてネガティブなクチコミなどは一切調べていませんでした。
検索して他の業者同様のシステムとして近年多いレスキュー業者、ヒットした外壁塗装業者に電話を行い事後にエリア担当者から連絡が入るとのことで待機しました。
レスキュー業者に悪徳業者はいないだろうと思っていました。すぐに折り返し電話が入りました。
担当者はオペレーターではなく現場主の様子、詳細についてやりとりが始まりました。
外壁の状態を確認する必要があることを念押しされたので、私としてはこの業者は信用できると思い込んで見積りを依頼しました。
現地調査に来た業者に屋根が一部破損しているので、修理しますかと聞かれ、ついでなので見積りに含めてもらうことにしました。
見積書をみて良く分からない材料費や、金額がちょっと高いかなと思いましたが、雨が外壁の中へ入ってしまう状態なので、急いでいたこともあり、その業者へ工事を依頼して前払いで全額支払いました。
外壁の修理と塗装
作業者数は2人、作業時間は半日ほどです。
外壁を修理して塗装は終了したものの、購入してきた屋根材が使えなかったと言い残してさっさと帰って行きました。
とにかく急いでいるからという理由から、当方が取り次ぐ暇もないほどに早足でした。
また、一部の天井の蓋も閉める必要があるので、そのように伝えてありましたが、急いでいるから、また連絡するとの一点張りで帰っていきました。
良く分からない材料費が含まれていたことについてのやりとりもできず、せっそうのない業者に対して不信感を覚えたのです。
業者の見積もりや請求書の会社名が私から依頼した企業名ではなくて、知らない業者名になっていたことに気がついた時、騙されたと確信しました。
その業者は個人営業も行なっているのか、自営業者の店(異なる企業名)として工事を行ったようです。
私が依頼した企業ではないことなど、さまざまなことに気がついた時は、既に遅かったです。
その後、依頼した企業にも、作業した業者にも一切連絡がとれません。
肝心の外壁は修理されているものの、塗装は雑で塗り忘れが3カ所以上あり、屋根は費用だけ取られてそのまま、天井もそのまま放置、人件費として10倍くらいの費用を支払ってしまったようです。
これから外壁を塗装する方にお伝えしたいこと
まさか自分が悪徳業者に引っかかるなどとは考えておらず、急いでいたこともあり、業者に言われるまま契約して一旦考えた末に決めるという時間を置いていないことに関して注意を怠ったと思っています。
今思えば時間が経てば経つほど修理費用が高額になるなど不安を煽る悪徳業者の典型でした。3社程度、相見積もりをとって作業内容や、使う材料などを確認・比較するべきでした。
他の業者に見積もりを依頼したり、ちょっとおかしなと感じた時点で検討することを決断するというように、もう少しだけでも時間をかける必要があったと、深く反省しました。