外壁塗装業者から見積書をもらいました。
見積書には作業内容、使う塗料、
条件および金額などが記載されています。
- 外壁塗装の相場はいくらぐらいなのか?
- 金額はどのように決まるのか?
- 良い見積書とは?
- 悪い見積書とは?
などなど、
色々と疑問をお持ちですよね?
見積書に書かれている内容に
ついて詳しく解説していきます!
外壁塗装の相場(25坪、30坪、35坪、40坪、45坪)は?
平均価格は、113万円です。
75万円~124万円程度が多いようです。
このぐらいが適正価格だと思います。
安すぎる場合は
手抜き工事前提の可能性が
ありますので、注意が必要です。
外壁塗装の戸建ての「坪数別」×「塗料別」の相場価格は以下の通りです。
外壁塗装パートナーズの公式サイト(https://www.gaihekitosou-partners.jp/contents-32846.html)から引用
外壁塗装の金額に影響するポイント
- 塗装面積の大きさ
- 使用する塗料、コーキング材など(塗料の種類によって耐用年数は異なる)
- 外壁の傷み具合(築年数が長くなると傷みもひどく金額も上がる傾向)
外壁が傷んでいると
補修費用は高くなりますので、
金額は目安でしかありません。
自宅の外壁塗装の費用は
実際に業者に見積もりを
依頼しないと分かりません。
外壁塗装を依頼できる業者は
以下の4つに分けることが出来ます。
- ハウスメーカー
- 工務店
- リフォーム会社
- 塗装専門会社
自社で塗装するのは塗装専門会社と
リフォーム会社の一部だと思います。
ハウスメーカーと工務店は
中間マージンがかかりますので、
金額は高めになる傾向があるようです。
コープも下請けを使うので、同様です。
私は塗装専門会社に依頼しました。
余談になりますが、知り合いの
業者には依頼しない方が無難です。
なぜなら、高くても、
手抜き工事があっても、
後々の付き合いなどを考えて
何も言わない可能性が高いからです。
知り合いの業者で、安く丁寧に
作業してくれるのであればラッキーです。
外壁塗装の悪い見積書と良い見積書
外壁塗装の悪い見積書
外壁塗装に限りませんが、
一式見積書を提示してくる
業者は避けた方が無難です。
私がもらった見積書でも1社ありました。
私はその業者はすぐに除外しました。
以下のように1行記載されており、
明細が一切書かれていませんでした。
外壁塗装工事一式 : ¥1,200,000
適正価格かどうかは関係ありません。
一式見積書はすぐ分かりましたので、
その業者を除外するのは簡単でした。
外壁塗装の良い見積書
業者からもらった見積書で
最も良いと思った見積書には
以下の内容が明記されていました。
見積書の記載内容
- 作成年月日
- 業者名と押印
- 見積書の有効期限
- 外壁塗装工事の作業内容
- 塗料名、下地処理剤名、コーキング材名
- 塗料を塗る場所
- 面積、数量、単価
- 保証期間
- 足場、飛散防止ネット
- 外壁高圧洗浄
- 外壁塗装下塗り、中塗り、上塗り
- 軒天、破風など付帯部分の下地処理、塗装回数
- 外壁下地処理、釘頭打ち、隙間埋め、クラック処理
- コーキング処理、撤去打ち直し、サッシ増打ち
- 保証期間
特に気に入ったのは、
外壁下地処理の釘頭打ちです。
外壁から少し飛び出ている
釘を金づちで打つそうです。
この作業はこの業者のみです。
軒天、破風、横樋など
付帯部分の名称が書かれている。
付帯部分だけではどこを
塗るのか明確ではありません。
付帯部分の名称が分かり難い場合は
逆に塗らない箇所を確認して見積書に
記載してもらうほうが良いと思います。
また、サービス(無料)で塗ると
言っていた水切り、パイプ(ガス管)、
エアコンカバーも記載してもらいました。
金額は中の上ぐらいで適正価格でした。
また、この業者は見積書とは
別に提案書が添付されており、
足場・ネット設置~高圧洗浄~
下地処理~下中上塗り~足場・
ネット撤去までの作業内容詳細、
注意事項、納入期日、支払条件、
クーリングオフなどの記載がありました。
雨樋(横樋、縦樋)は、
金具で止めてありますが、
金具を全て外して塗装すると
作業内容詳細に書かれていました。
その際、雨樋の掃除や、
勾配も調整してくれるそうです。
まとめ(見積書の注意点)
見積書の注意点は金額が
適正価格の範囲内であることと、
以下の内容が記載されていることです。
良い見積書の記載内容
- 作成年月日
- 業者名と押印
- 見積書の有効期限
- 外壁塗装工事の作業内容
- 塗料名、下地処理剤名、コーキング材名
- 塗料を塗る場所
- 面積、数量、単価
- 保証期間
- 注意事項
- 納入期日
- 支払条件(全額後払いが無難)