投稿いただいた静岡県の外壁塗装業者に騙された体験談をご紹介します。
目次
追加料金を請求された
我が家は建てられてから20年以上経っているため、外壁の汚れや色褪せが目立ち劣化が進んでいましたので、外壁塗装を検討することにしました。
数社から見積もりを取り、その中から1社を選びました。
見積もりは、職人の方が丁寧に説明してくれ、信頼できる印象を受けました。
価格も他社と比べてやや高めでしたが、職人の方の説明に納得し、そのまま契約をしました。
塗装工事が始まってからトラブルが続出しました。
塗料の色が異なっていた
先ず、職人の方が工事前に話していた塗料の色と異なっているようなので、職人の方に確認すると、色見本と実際に外壁に塗った色では変わって見えますとのこと。
濃いベージュだと思っていたのに、ベージュではあるものの薄く見えました。今でも納得していませんが、本当にそうなのか証明することができません。
塗料を変更する場合は用意した塗料の代金とその処分費用がかかると言われ、受け入れるしかありませんでした。
隣家の外壁に塗料が飛んだ
さらに、工事中には塗料が垂れたり不要な部分まで塗装されたり職人の技術不足が目立ちました。
作業中に注意していないため、隣家の外壁に塗料が飛んでしまいご近所から苦情を受けました。作業が荒いことに対し、何度も指摘をしましたが改善されませんでした。
予想以上に塗装面積が広かった
そして、工事が完了した後には請求書の金額が見積もりよりも高くなっていました。理由を聞くと、「予想以上に塗装面積が広かったため」とのこと。
しかし、契約書には塗装面積についての記載がなく証拠を提示されませんでした。ここで初めて、業者の信頼性に疑問を抱くようになりました。
数日後には外壁にヒビが入っている
更に驚いたことに、数日後には外壁にヒビが入っていることに気付きました。職人の方に連絡すると、塗装前の外壁にヒビがあったので、仕方ないとのこと。
その部分の下地処理は見積りに含まれていない、「追加料金をお支払いいただければ補修する」との回答。これには驚きました。
職人は塗装しているものの、その件は会社と話して欲しい、自分たちは会社の指示の従うとのこと。
その後、業者からの連絡は一切なく、補修工事が進まないまま時間だけが過ぎていきました。
とうとう、工事期間が終了するという最終期限が迫ってきたときに、業者から連絡がありました。しかし、その内容は驚くべきものでした。
塗料が高騰したので追加料金が必要になった
業者は「塗料が高騰したので追加料金が必要になった」と言い出したのです。契約当初の見積もり金額よりもかなり高い金額を要求されたため、私たちは驚愕しました。
塗装工事終了間際に塗料が高騰した?は可笑しいだろうと業者に言うと、回答は非常に曖昧でなぜ追加料金が必要になったのか理解できませんでしたし、当然、業者に対して不信感を抱きました。
塗装工事期間の最終期限が迫っており、塗装工事完了後に太陽光パネルの設置工事を予定していたため、その工事に影響すると困るので、仕方なく追加料金を支払うことになりました。
その後、外壁塗装が完了し、業者から「工事が完了しましたので、お支払いをお願いいたします」との連絡がありました。
しかし、私たちは今までの経緯が納得できなかったので、支払いを拒否しました。
その後、業者との交渉が続き、なんとか支払い額を減額することに成功しました。
この体験を通じて、私たちは「悪徳業者に騙される危険性」を痛感することになりました。
これから外壁を塗装する方にお伝えしたいこと
一戸建ての外壁塗装においては、悪徳業者に騙される危険性があることを忘れてはなりません。
業者の口説き文句や高圧的な態度に惑わされず、冷静に判断することが大切です。
また、複数の業者から見積もりを取り、それを比較検討することも重要です。
そして、最終的に契約をする際には、細かな条件や料金についてもしっかりと確認することが必要です。
見積書に塗料のメーカーと型番を記載してもらうと良いと思います。
このように、悪徳業者に騙された失敗談は、多くの人にとって貴重な情報となるでしょう。
外壁塗装は高額な費用がかかるため、業者選びには慎重さが求められます。
一戸建ての外壁塗装を検討している方は、自分で業者を選ぶ前に、十分な情報収集を行い、信頼できる業者を選ぶことが大切です。
私たちが実際に経験した一戸建ての外壁塗装での失敗談をご紹介しました。
皆さんも、このようなトラブルに遭わないように、十分な注意を払って業者選びを行ってください。